頭皮の悩みの前に乾性フケか脂性フケかをチェックしてみよう。
フケには、大きくわけて2種類あります。
これは意外と知らない人が多いです。
このフケの種類を知ると、自分のフケはどっちなのか、対処はどうすればいいのか。
その辺がわかってくるかと思います。
今回はこの2つのフケについて見ていきましょう!!
2つのフケの名前は乾性フケと脂性フケ
「乾性フケ」は頭皮の乾燥によってカサカサの粉のようなもの。
「脂性フケ」は頭皮の皮脂が多すぎてベタベタする脂肪と皮膚の塊のようなもの。
となります。
この2つのフケは結局頭皮の異常状態によって起きていますが、少し違います。
乾性フケの特徴と状態をチェック
乾性フケの場合、まず当然のことですが頭皮が圧倒的に乾燥しています。
チェック項目的には
- 頭皮を触ってもベタつかない。
- 頭皮が白っぽい、粉っぽい。
- 頭をかくとフケが舞う。
- シャンプー直後にでもフケが出てくる。
という感じです。
乾性フケの場合は頭皮が強い異臭を発するとかは意外と無かったりします。
乾燥しているのでモワッとしているというより乾燥の季節では頭皮がチクチクしたり痒かったりします。
または頭をなにもかいてなかったりただ手ぐしを通したりしてるだけなのに
服の肩の部分にフケが落ちていたりすると乾性フケの可能性があります。
スーツの肩のところに白いのがいっぱい落ちていたり、
黒い服だとフケが目立つくらい肩についてれば乾性フケを疑ってみてください。
→乾性フケの人はコチラ
脂性フケの特徴と状態をチェック。
脂性フケの場合は、頭がかなりベタベタした症状が出やすいです。
チェック項目的には
- 頭皮を触るとベトベトする。
- 頭皮を爪でカリカリすると爪の中にフケがたまる。
- 髪についてるフケや、肩に落ちてるフケが塊である。
- シャンプーを一度洗いだけでは脂が落ちない。(ワックスなどを落とす場合を除く)
- 汗をかいたりムレたりすると痒みが増す。
という感じですね。
これに当てはまっている項目が多い場合は脂性フケの可能性があります。
脂性フケの場合は結構頭皮を触ったりしたあとはベトベトだけではなく、脂っぽい臭いや頭皮特有の臭みのようなものがあったりします。
頭を洗った直後はかなりスッキリした気分になりますが、一日もすればまたまたベトベトします。
※脂性フケの場合も頭が痒くなってかくとフケは落ちてくるんですが、それはベトベトフケが髪にくっついて乾燥してそれが落ちたものです。
そうなると肩に落ちてるフケが乾性フケと違ってちょっと大きかったり塊なので、決して肩にフケが落ちていれば乾性フケというわけではないので注意です。
→脂性フケの人はコチラ
当てはまらない場合。皮膚の炎症?外的要因(海や日焼けやカラー)
上記の乾性フケや脂性フケ以外にも例外もあります。
外的要素による頭皮の炎症もあれば体調不良による頭皮の悪化です。
- 最近海に行った。
- 花粉症の季節。
- 風邪をひいた後。
- 髪を染めた後だったり、パーマを掛けた後。
こういった理由がある場合は一時的にフケが悪化してたりする可能性があります。
海水による皮膚の乾燥だったり、パーマ液での炎症ですね。風邪や花粉のアレルギーも同様です。
いつもと違う状態で乾燥してたり頭皮が脂性になってる場合は単純におさまるのを待ちましょう。
もしくは単純に頭皮が傷ついていたり炎症を起こしている場合は皮膚科に行ってみてもいいかもしれません。
ヘアカラーのあとなど美容師が専用のトリートメントを勧めるのは頭皮が荒れているからですからね。
→頭皮や髪を変えたいならシャンプーを変えろと美容師に言われた話
簡単なフケチェック。一日頭を洗わないとどうなるか。
ちょっと次の日仕事だったりすると実践しづらいですけどね笑
ついつい頭を洗わなかった時にわかることもあります。
一日頭を洗わなかった時、次の日の方が髪の調子が良い。頭皮の調子がいい。
こんな人は乾性フケかもしれません。
頭皮の脂が足りなかったために、ちょっと脂が出てきたくらいがベストだからです。
一方
一日頭を洗わなかった時、次の日かなりベタつく、臭う、髪がテカテカ脂っぽい。
こんな人は脂性フケかもしれません。
頭を洗ったあとくらいが丁度いいという人は脂が多く皮脂が取れると調子が上がります。
でもチェックするために今日は頭を洗うのをやめよう!
なんて事はなかなかできませんよね笑
つい頭を洗うことを忘れてしまった日や、忙しくて洗えなかった次の日にチェックするか
過去を振り返って自分はどっちだろう思い出せるなら思い出してみてください。
それでほぼどちらのフケなのかわかるはずです。